昭和を代表する歌謡曲、ちあきなおみの「喝采」をギター弾き語りでカバーしました。
「喝采」は1972年のレコード大賞をとった、まさしく昭和の名曲!!
この曲はなんと言っても、情景が浮かんでくるストーリー仕立ての歌詞が秀逸。
僕自身、初めてこの曲の歌詞を読んだ時に「すごい」と感心した事を覚えています。
中でも個人的には「喝采」というタイトルに唸らされます。
これはもちろん「拍手喝采」を示す言葉ですが、この曲中では「拍手」も「喝采」も出てきません。
人知れず大切な人を失った悲しみを背負いながら、自分は今日も舞台に立って皆の前で呑気に恋の歌を歌っている
この曲はこの場面で終わります。
そしてこの後、観客の反応はどうだったのか。
曲では語られていないエンディングの情景がこの「喝采」というタイトルに行き着くのでしょう。
いやぁ、このアイデアはすごい。
最高のパフォーマンスをして舞台の幕が降りる時にアーティストが拍手喝采をもらうように、自分も人生の幕が降りる時「お前なりによくやった」と拍手されるような生き方をしたいもんですね。
今回は自分なりにギター1本だけの弾き語りに合うようにアレンジしてみました。
歌詞とコードも載せてますので、お楽しみいただけたら嬉しいです!
撮影 2023年2月15日
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