ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート講座第12回〜第3章 左手各指の独立と強化3(オクターブ練習)
*テクニックノートについて
クラシックギター学習者のバイブルと言える「ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート」(手塚健旨訳/現代ギター社刊)。
巨匠ホセ・ルイス・ゴンサレス氏が書いたこの著作はクラシックギターのテクニックを磨くための必携のものです。フランシスコ・タレガに始まり、セゴビアやレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサなどを通じて継承されてきたクラシックギターのテクニックの奥義を学ぶことができる内容となっています。ですが、著作内に詳しい説明がないことから「どうやって練習を進めていったら良いかわからない」とか「正しい方法で練習できているのか不安」という声も聞かれてきた本なのです。
この動画を見ていただきテクニックノートの正しい使い方を学んでください。各練習の意味や正しい身体の使い方を学びながらじっくりと時間をかけて学ぶことによってクラシックギターを弾くための技術がしっかりと習得できるはずです。
*「現代ギター」2024年9月号の連載「ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート講座」(執筆:富川勝智)の内容と連動しております。是非、本誌と合わせてご覧ください。
2024年8月23日、全国書店、楽器店にて発売
現代ギター24年09月号(No.732)
https://www.gendaiguitar.com/
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*今回の内容について
今回の講座では、左手各指の独立を強化するためのオクターブ練習について解説しています。これまでの基本事項の復習と、次指を指板上に準備する重要性を説明してます。左手の押弦と離弦のタイミングに関するルールが、同弦上や隣接する弦に移る際の具体的なシチュエーションに応じて詳しく説明しています。
また、オクターブ練習の進め方として、単音の半音階練習で学んだルールをオクターブ練習に応用する方法が解説されています。次指を常に準備し、音のレガートを意識しながら、半音のぶつかりを避けるためのリリースタイミングがポイントです。
三連符パターンの練習では、各拍の三分割を意識し、指のリリースと保持を適切に判断することが求められています。全体を通して、部分ごとに指の動きを分析し、次指の準備を徹底することを学びましょう。
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